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韓国メディア「ダブルスコープ公募価格が20%下回る」大手現地メディアがWCP報道しない理由とは

 

◆ダブルスコープ『韓国における子会社上場に関する一部報道について』

(出典:ダブルスコープ株式会社)

◆「WCP」に関する韓国メディアの報道について

ダブルスコープ株式会社は、16日後場にかけて株価が大幅に下落した。

大引けには、ストップ安(S安)となり、前日比500円の株価の反落が発生しました。

 

従来、ダブルスコープ株式会社はグロース銘柄の中でも、個人投資家に人気がある銘柄でありながら、安定的な株価の上昇が見込まれ、成長企業として注目されていました。

 

しかし、16日の正午に韓国子会社の「W-SCOPE CHUNGJU PLANT CO., LTD.」の報道が一部メディアによってされました。

 

その内容は、下記の通りです。

韓国の一部メディアが15日に当社の連結子会社、W-SCOPE CHUNGJU PLANT(WCP)の韓国市場への上場に関し、公募価格が想定より2割ほど下振れて6万ウォン程度になりそうだと報道。

(出典:会社四季報

 

ダブルスコープ株式会社の子会社である「WCP」は、かつて8月に韓国株式市場「KOSDAQコスダック)」への上場が予定されていましたが、「上場を延期する」との発表がなされ、9月上場へ予定変更となりました。

 

(下記参照)

(出典:ダブルスコープ株式会社)

現在、9月中旬まで上場の準備がされており、需要予測などがされ「IPO(新規上場)」へ着実に準備が進行していました。

 

しかし9月16日の正午、韓国の一部メディアにより「想定公募価格を20%下回る見通し」と報道がなされたことにより、WCPの親会社で日本市場に上場済みである「ダブルスコープ」の株価が大幅下落しました。

 

一方で、一部の報道では「想定公募価格より価格が下回ると言う情報はデマ」と言う報道がされました。

さらに、ダブルスコープ株式会社は急きょ「一部韓国メディアの報道」について適時開示をし、報道内容を否定しました。

 

実際の適時開示の内容に関しては、ブログの始めに記載しております。

下記に韓国での「WCP・ダブルスコープ関連の韓国現地目メディアの報道」を記載。

 

WCP、公募下回るも上場強行。

m.mk.co.kr

 

WCP、需要予測惨敗で日本上場親会社の株価下落。

www.edaily.co.kr

 

WCP、IPO公募価格は...「市場冷却」VS「二次電池爆発成長」

www.edaily.co.kr

 

二次電池IPOWCP、需要予測不振...公募が下回る。

news.einfomax.co.kr

 

◆ダブルスコープ「公募下回り」報道、デマの可能性は...

現状、ダブルスコープ株式会社の「韓国子会社におけるIPO公募価格が下回る」との報道はエビデンス不足とは思われますが、やはりある一定の根拠を持って報道が行われている可能性もあります。

 

現在の時点では、詳細な情報は開示されていないものの、19日には「IPO公募価格の決定」が予定されており、日本親会社であるダブルスコープ株式会社において適時開示される見込みです。

 

【ダブルスコープ株式会社 IRニュース】

w-scope.co.jp

 

◆【分析】ダブルスコープ株価反落から、挽回なるか。

Twitterを含め大手SNSの投稿には、「#ダブルスコープ」「#ダブスコ」等ダブルスコープ株式会社への注目が伺えます。

 

また、今後の株価分析されている方も多くおられるようで、今後も同様、ダブルスコープ株式会社は少なからず注目される銘柄であることが見受けられます。

 

私も株式投資歴は薄いものの私自身の見解をお伝えしますので、参考までにご覧いただけますと幸いです。

 

「ダブルスコープ株式会社」の業績について

私はダブルスコープ株式会社の業績に関して、「非常に順調に推移」すると予測しております。その理由は下記の3つです。

 

  • 今後、長期的にEV市場の成長が見込まれる

最初にダブルスコープ株式会社は、「リチウムイオン電池等のセパレータ製造」の専業メーカーであり、このリチウムイオン電池はEVに多く用いられています。

リチウムイオン電池のセパレータである「膜」を製造するメーカーであり、それらの膜を製造する技術は独自性があり、技術に関しても希少価値があると言えます。

そして、「EV市場において貢献度の高いバッテリー」は、今後、さらに需要・注目ともに高まる考えられ、長期的な事業成長はほぼ確実と思われます。

 

  • 株式上場での資金調達は失敗したものの、財務面での懸念点は少ない

ダブルスコープは今回、韓国子会社の株式上場に失敗し、新規の工場建設における資金調達は失敗に終わりました。

しかし、ダブルスコープの財務面を見ると、自己資本比率・利益率・当期四半期純利益において懸念点はなく、さらに業績においては売上に関しては、50%以上の成長が見られ、利益(営業・経常・純利益)においては黒字転換しています。

これらのファンダメンタルズを見ると、財務面・業績面においては「問題なし」と言っても過言ではないかと思われます。

 

  • 新規ビジネスの参入を発表

ダブルスコープ株式会社は、「新規ビジネスの参入」を9月14日に発表しています。

下記の資料は、フランス政府とフランス企業がEV用リチウムイオン電池サプライチェーンを構築するために結成する枠組みにおいて、ダブルスコープ社が参画を発表した際の資料になります。

これを見ると、10月にフランス政府・企業、ダブルスコープ社の3社協議が行われ、ダブルスコープ社は枠組みの詳細が判明した時点で、取引を締結するとしています。

つまり「フランス政府肝入りのEV政策に参画」すると言う発表となります。

このサプライチェーン構築の参画に伴うメリットは、「売上が増える」「業績が底上げされる」などが挙げられます。

 

(出典:ダブルスコープ株式会社)

 

マクロ経済の視点について

日経平均】28000円触り、大幅下落の可能性も。

前回高値は、2万9000円台ですがその後下落。

一時上げ勢力あり、2万8700円台まで戻すも再度下落。

 

近頃の日経平均は嵐の前の静けさが見られ、今後の下落は避けられない段階も見えてきたと言えます。

 

私の見解としては、「日経平均」の今後は下落が続き、もちろん米国株を含め世界的な同時株安が見込まれると考えるのも妥当と言えます。

 

◆まとめ

本日はライティング専門店「ぽんずの部屋」@店長の豆知識をご覧いただき、ありがとうございます。

 

本日は「投資」をテーマに話題のダブルスコープ株式会社様に関して分析させていただきました。

実は私もダブルスコープ株式会社を下落時に持っており、反落の影響を直接受けた身でもあるので、やはり悲しいですが、株初心者なので今後も諦めず精進していきたいと思います。

 

私情を挟んでしましたが、ダブルスコープの株価の変動はやはり注目銘柄であることから、相当な激しさがあります。

 

今回は反落したものの、長期的な目線で言うとある程度の復帰の可能性も信じていたいものです。

 

もし「私はこう思う!」等、ダブルスコープ・投資についての質問・意見などがあれば、ぜひコメントしていただければ返答させていただきます。

では、改めましてご覧いただきありがとうございました。