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フィンランドへの留学で注意するべきポイント5選【経済産業省主催 海外派遣プログラム J-StarXフィンランドコース第1期】

皆さんお元気ですか?

ライティング専門店『ぽんずの部屋』です。

 

本日は、フィンランドへの留学で注意するべきポイント5選についてご紹介します。

お金や治安、トイレ、お食事事情などフィンランドでは日本とは文化が異なります。

 

この記事の最後には、私が実際にフィンランド留学で使用した持ち物チェックリストをプレゼントしています。

旅行前日までに必ずチェックしておきましょう。

 

フィンランドのお金は「ユーロ」

フィンランドの通貨は、ユーロ(€)となります。また、フィンランドのほとんどの地域でクレジットカード(デビットカードを含む)が使用できます。

 

クレジットカードが主流

私がフィンランドへ留学した際は、Visa(ビザ)カードが主流でした。地域によりMasterCard(マスターカード)も使用可能でした。

 

フィンランドのトイレは「有料」

フィンランドのトイレは「有料」です。フィンランドの多くの公衆トイレでは利用に1ユーロ程度の現金が必要となります。

 

しかし、ヘルシンキ市内(フィンランドの首都)のレストランやカフェでは、無料でトイレを利用できます。

 

トイレの有無は事前にお問い合わせをするか、店員さんに聞く必要があります。

 

フィンランドのお食事は「高い」

フィンランドの主食は「パン」や「じゃがいも」です。日本と異なりお米や麺といった食事はありません。

また、クリスマスでお馴染みの「トナカイ」ですが、フィンランドでは高級食品です。

 

ヘルシンキ市内の有名レストランでは、トナカイのシチューは「18ユーロ(3000円程)」※2023年12月時点でした。

 

フィンランドの治安は「安全」

フィンランドの治安は、日本と比べても「安全」です。

しかし窃盗やスリといった軽犯罪は少なからず発生します。そのため、パスポートは常に身につけ、カバンは前向きに抱える等の対策はしておきましょう。

 

フィンランドの交通事情は「便利」

フィンランドの交通事情は、非常に「便利」です。フィンランドでは地下鉄や電車、バス、トラム(路面電車)の全てが「HSL(ヘルシンキ交通局)」が管理しています。

 

そのため、電車、地下鉄、バス、トラムのいずれか1つの切符を購入すると、全ての公共交通機関を利用できます。

 

またフィンランドの駅には「改札」が存在しません。事前に駅にある「専用の機械 ※クレジットカード利用可」または「HSLアプリ(Android)(iPhone)※クレジットカード利用可」から切符を購入しておきましょう。

 

フィンランドの観光地3選

フィンランドでは、自然と街が共存しているため緑溢れる観光スポットが存在します。

フィンランドに訪れる際は足を運んでみてはいかがでしょうか。

テンペリアウキオ教会

テンペリアウキオ教会とは、ヘルシンキ市内に位置する50年以上の歴史を持つ教会です。周りを岸壁に囲われており独特なデザインの教会で年間50万人が訪れる代表的な観光スポットです。

 

また、17歳未満の方は無料で入場することができます。

大人(17歳以上の方)は3ユーロ(500円程)で入場可能です。

 

スオメンリンナの要塞

スオメンリンナの要塞とは、ヘルシンキの南部に位置する島々に広がる海上要塞です。18世紀に築かれた建物は、現在でも海軍基地が置かれています。

 

島内には博物館や教会、カフェといった休憩スペースも多くあるため、自然に触れながらゆっくり過ごしたい方は休憩がてら足を運んでみてはいかがですか?

 

スオメンリンナの要塞を訪れる方法は、ヘルシンキから水上バスまたはフェリーに乗る必要があります。(詳細はこちら

 

ヘルシンキ大聖堂

ヘルシンキ大聖堂とは、ヘルシンキ市の中央に位置するフィンランド正教会ヘルシンキ福音ルター派)の総本山です。

 

毎年12月には、ヘルシンキ大聖堂前の広場でクリスマス・マーケットが開かれ、チーズやはちみつといったフィンランド産の食品から、手袋やアクセサリーなどのお土産まで様々な屋台が開かれます。

 

 

経済産業省主催】海外派遣・起業家育成プログラム J-StarXフィンランドコースとは

J-StarXとは

J-StarXとは、経済産業省が主催する起業家育成プログラムです。フィンランドコースでは、デロイト・トーマツベンチャーサポート株式会社が運営を行い、フィンランドヘルシンキ市内で行われる世界最大のアントレプレナー交流イベント「Slush」やフィンランドのオックスフォード大学である「Aalto大学」の特別講義を受講し、起業家精神の修得を目指す。

 

J-StarXでの学び(全7日)

1日目(11月26日)

政府関係者の方と、これから1週間の間ともに活動する50人の仲間とのディナーセッション(夕食会)が始まった。

ホテルの夕食会場は、学生たちの緊張感のある雰囲気に包まれている。政府関係者や運営事務局との交流を通じて、政府からのJ-StarXプログラムへの大きな期待を感じた。

1週間という短い間ではあるが、プログラム成功に向けてスタートを切った1日だった。

 

2日目(11月27日)

待ちに待ったプログラムの本格スタート。初日は、北欧のオックスフォード大学と呼ばれるAalto大学でのレクチャーに参加した。

 

起業家精神フィンランドのスタートアップ史について講義を受けた。また、実際にベンチャー企業の代表を務めるAalto大学の学生の事業説明も新たなメディアの概念を生み出す可能性を感じられた。

 

3日目(11月28日)

Aalto大学レクチャー2日目。今日はAalto大学の本校へ訪問した。世界でも名を馳せた建築家であるオリバー・アールトが創設した大学なだけにデザイン性は他の大学を寄せ付けない。

 

Aalto大学のレクチャーでは、答えのないものに答えを作る難しさを感じた。途中、慣れない国での活動で体調不良となり、ホテルでの休息が余儀なくなった。

 

4日目(11月29日)

Aalto大学レクチャー3日目。Aalto大学での講義もこれが最終日だ。最後は自分たちが考えたビジネスアイデアの顧客調査とプランのブラッシュアップを行った。

 

顧客が求めるもの、ビジネス側が求めるもの、それぞれの調査と意識を確認し、ビジネスとして成り立つかを検証する。

世界を代表するアントレプレナーシップ教育を担うAalto式の講義は正直着いていけなかった。

 

ただ、自分たちの考えるビジネスアイデアの構造の整理、顧客調査の重要性に気づけたことは価値のある学びになったと感じる。

 

ここでの学びを活かして、今後のビジネスアイデア創出に役立てたいと思う。

 

5日目(11月30日)

本プログラムも5日目となり残りも2日となった。だが、今日からがJ-StarXプログラムの本番と言えよう。

世界最大級の起業家交流イベント「Slush」が今日から始まる。日本代表としてJ-StarXも参戦する予定だ。

 

会場は世界から集まった社長やスタートアップ、投資家、国を代表する学生たちがそれぞれのアイデアや考えを交換し、新たなイノベーションを起こそうとしていた。

 

日本からは福岡スタートアップと言われる日本でも有数のスタートアップの代表が集まり、新たなイノベーションを作り出していた。

 

私たち学生にとって、視野の広さは一種の起業家精神であり、イノベーションは異なるもの同士の融合から生まれるのだということを学んだ。

 

6日目(12月1日)

本プログラムも最終日となった。最終日にはSlushファイナルが開催される。フィンランド・日本それぞれの政府関係者や国を代表する企業の社長が一堂に集まる。

 

当日、メイン会場ではフィンランド元首相「サンナ・マリン」氏のトークセッションで活況だ。ウクライナ戦争における第三者として役割の重要性、ワークライフバランスの重要性など、一国を代表する政治家として尊敬した。

 

7日目(12月2日)

様々な経験をし、日本に帰国した。フィンランドから持ち帰った大きなお土産から、私たちは様々なものを作り上げるべく活動を続ける。