この記事では、ロシア軍事会社ワグネルとロシア軍の関係、規模をまとめ詳しく解説しています。記事の最後には、ウクライナ情勢のリアルタイム実情をまとめています。
ロシア軍事会社ワグネルとは
ロシア軍事会社ワグネルとは、ロシアのサンクトペテルブルクに本部を置く準軍事会社です。
一部メディアでは、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の私兵と扱われることもあります。
ロシア軍事会社ワグネルは、ロシアを代表とする民間軍事会社(PMC)で、2021年2月のウクライナ侵攻の際には、ロシア国軍の支援、激戦地バフムトでの前線も手がけていました。
ワグネル創設者プリゴジンとは
ワグネル創設者エフゲニー・ヴィクトロヴィッチ・プリゴジン氏とは、オリガルヒ(ロシア新興財閥)一人で、アフリカ、シリア、ウクライナ戦争で関与が指摘されるロシア軍事会社ワグネルの創設者です。
イギリスに本拠を置く調査報道機関「べリングキャット」の調査によると、ロシア国防省を含めロシア政府関連の諜報機関と緊密の関係を持つとされています。
一部のメディアからは「プーチンの料理人」と称されることもあります。
ワグネルが激戦地バフムトから撤退?ワグネルの戦況
軍事会社ワグネル創設者プリゴジン氏は2023年5月5日、自身のテレグラムで、「ロシア軍からの弾薬補給がなければ10日に激戦地バフムトから撤退する」と投稿しています。
軍事会社ワグネルが実際に、バフムトから撤退するかは定かではないですが、撤退するとなると、ウクライナ戦争の転換点となるとの報道も出ています。
このような変化をもたらす物事や人を「ゲームチェンジャー」と称されることもあります。
ワグネル創設者プリゴジン氏が自身の軍事会社ワグネル所属の軍兵を撤退させるか、ロシア軍を含めロシア当局がどのような対応をするのかは公表されていません。
参考資料:CNN.co.jp ワグネルのバフムート撤退、「転換点」となる可能性 ウクライナ保軍報道官https://www.cnn.co.jp/world/35203403.html
ロシア軍事会社ワグネルの撤退はロシア軍の支援不足:まとめ
この記事では、「ロシア軍事会社ワグネル」と創設者のエフゲニー・プリゴジン氏について詳しくご紹介しました。
ロシア軍事会社ワグネルの撤退は、「ロシア軍の支援不足」とされています。
軍事会社ワグネルは、形式上民間の軍事会社とされている一方で、ロシア国軍・ロシア政府、その他政府直轄の諜報機関との繋がりも指摘されています。
ロシア軍事会社ワグネルのバフムト撤退の詳細は下記の資料を参照ください。
>ワグネル、10日にバフムト撤退表明 「弾薬なければ滅びる運命」
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-prigozhin-bakhmut-idJPKBN2WW0HK
>ワグネル、10日にバフムト撤退表明 「弾薬不足で損失」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR0528C0V00C23A5000000/