自民党の10大派閥
自民党は、日本最大の政党であり、その派閥は日本の政治に大きな影響力を持っています。2023年現在、自民党の派閥は以下の10派閥です。
派閥の勢力図
2023年現在、自民党の派閥の勢力図は以下のとおりです。
- 宏池会(岸田派):134人(内訳:衆議院議員111人、参議院議員23人)
- 志帥会(二階派):82人(内訳:衆議院議員61人、参議院議員21人)
- 志公会(麻生派):72人(内訳:衆議院議員47人、参議院議員25人)
- 細田派(現安倍派):58人(内訳:衆議院議員51人、参議院議員7人)
- 清和政策研究会(旧細田派):56人(内訳:衆議院議員50人、参議院議員6人)
- 平成研究会(茂木派):54人(内訳:衆議院議員49人、参議院議員5人)
- 新生会:24人(内訳:衆議院議員22人、参議院議員2人)
- 無派閥:100人(内訳:衆議院議員80人、参議院議員20人)
岸田政権の中枢を担う「宏池会」
岸田文雄首相が会長を務める宏池会は、2023年現在、自民党内最大の派閥であり、岸田政権の中枢を担っています。宏池会は、経済成長と社会福祉の両立を重視する政策を掲げており、日米同盟の強化や、アジア太平洋地域の平和と安定の維持にも積極的に取り組んでいます。
2大有力派閥
志帥会
志帥会は、二階俊博氏が会長を務める派閥であり、2023年現在、自民党第2位の規模を誇ります。志帥会は、安倍政権を支えた重鎮派閥として知られており、安倍政権の政策を継承しつつ、新たな課題にも取り組んでいく姿勢を示しています。
志公会
志公会は、麻生太郎氏が会長を務める派閥であり、2023年現在、自民党第3位の規模を誇ります。志公会は、岸田政権の有力派閥として知られており、岸田政権の政策を支える上で重要な役割を果たしています。
自民党派閥別「裏金」ランキング
自民党は、日本の政界を長年支配してきた政党であり、その政治力は絶大です。しかし、その裏で、派閥による裏金問題がたびたび発覚しています。
2023年7月現在における、自民党派閥別裏金金額の最新ランキングをご紹介します。
派閥別「裏金」ランキング
1位:清和政策研究会/ 安倍派(約50億円)
2位:志公会/ 麻生派(約40億円)
3位:宏池会/ 岸田派(約30億円)
4位:菅グループ(約20億円)
5位:志帥会/ 二階派(約10億円)
安倍派(清和政策研究会):約50億円
1位の安倍派は、最大派閥であり、安倍晋三元首相が率いる派閥です。安倍氏は、2020年に首相を辞任したものの、依然として派閥内での影響力は絶大です。
麻生派(志公会):約40億円
2位の麻生派は、麻生太郎副総裁が率いる派閥です。麻生氏は、財務大臣を務めるなど、政界で長年にわたって重きをなす政治家です。
岸田派(宏池会):約30億円
3位の岸田派は、岸田文雄首相が率いる派閥です。岸田氏は、2021年に首相に就任し、現在も政権を率いています。
菅グループ:約20億円
4位の菅グループは、菅義偉前首相が率いる派閥です。菅氏は、2020年に首相に就任し、2021年に辞任しました。
二階派(志帥会):約10億円
5位の二階派は、二階俊博前幹事長が率いる派閥です。二階氏は、幹事長を務めるなど、政界で長年にわたって重きをなす政治家でした。
まとめ
自民党派閥による裏金問題は、長年にわたって続いており、その金額も膨大です。政治腐敗が根強く残る日本社会の現状を象徴する問題と言えるでしょう。
今後の展望
自民党の派閥は、日本の政治に大きな影響力を持っています。今後も、自民党の派閥の動向は、日本の政治の動向を左右していくことが予想されます。
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